合法ハーブ 大麻の合法化
大麻ほど毀誉褒貶の激しいドラッグもありません。
多くの国では、その危険性から使用・所持ともに厳しく禁止されている一方で、「最も安全な麻薬」と見なす向きも、一部の人々の間では少なくないそうです。タバコよりも中毒性が低く、酒よりも毒性が低く、覚醒剤やコカインのように際だった幻覚を見せることもない、というのがその理由です。現在の大麻撲滅運動キャンペーンも、もとは麻繊維の市場縮小を狙った化学会社の陰謀から始まったものであり、根拠となるべきものは一切ない、と極論をぶつ者もいます。
それを証明するかのように、1997年のWHO(世界保健機構)の調査では、大麻は「安全」という調査結果が出されています(これは直後に撤回されています)。
ただ、うがった見方をすれば、大麻は「毒性」も「中毒性」も「幻覚作用」もすべて持っていると見なせるわけであり、また、大麻にはまって鬱病が進行した挙げ句に自殺した漫画家の例もあるので、賛成論者の言葉をそのまま鵜呑みにするわけにもいきません。はっきり「安全」と証明されようとも、手を出さないのが得策です。
大麻を合法化する動きについては、欧米諸国の一部で進んでいます。スイスやベルギー、オランダなどでは、既にその使用が許されていますし、また、アメリカの一部の州やオーストラリアでは、「医療用に限り」大麻を合法化する動きがあると言います。
イギリスでは、「自分の痛み止めのために大麻を栽培していた」かどで逮捕された男が、裁判所から無罪判決を受けるというニュースがありました。
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